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The Creed of the Hanko title
今回はコーラの大好きな外国人読者が、日本にもとっても多く出回っている、レモン味のコーラについてのエッセイです。レモン味はコーラ好きにとっては許せない味らしいのです。
皆さんはお好きですか?あのレモン味のコーラ・・・


レモンコーラ・・・どうもいただけない味
日本に来て驚いたことは山ほどあるが、自動販売機の多さにもかなりボクは驚いた。ボクの国オーストラリアとは、その数は比べものにならないほど多いのだから。
さらに驚いたのは、その自動販売機のほぼ全てに、あの「レモン味のコーラ」があることだ。のどをすっきり潤したいときは、まさにコーラに限るのだが、今自動販売機をのぞくと、「レモン味コーラ」が入っていない自動販売機を探す事のほうが難しいほどだ。おまけにボクの欲しい普通のコーラがないときだって少なくないのだ!
まあ、だからといって、夜も眠れないほど別にいやな訳でもないのだが・・でもいつも思うのはいったい誰が“あれ”を飲むのだろう?だ。レモンは熱々揚げたての魚フライや、コロナビールにはぴったりなものであり、グラスに注がれたコーラにフレッシュなレモンスライスをちょっと浮かべるだけ、なら分かる。でも、コーラ、何でコーラの中に入っちゃうのだろう?とボクには不思議でしょうがないのだ。そこでボクは調べたのだ、このレモンコーラなるものの歴史を。なんと最近になって出来たわけではなかったのだ。そう、かなり昔にもすでに存在していたのだ。レモンとコーラの取り合わせは、すでによくない組み合わせ、という事でいつの間にか去ってしまっていたのだ。それはたとえれば、ベンアフレックとジェニファーロペスが出ていた、あの映画「GIGLI・2003年製作」の似合わない組み合わせとつまらない内容で、結局やっぱり失敗に終わったようなものだ・・この映画は本当に最悪で、うっかりレンタルしてしまったボクもよくないのだが、あまりにつまらなくて、ずっとビデオの早送りボタンを押し続けていなければならず、気がつくと親指が痛くなっていたほどの映画だった。そしてあの二人も結局うまくいかず、別れている。とにかくあのビデオにも参った・・

Fig 1: こんな大昔にもすでにレモンコーラは存在していたらしいです。 このキャップはボクがジョークで修正しています。

あれっ?何の話をしていたんだっけ・・そうだ!コーラだ。
とにかくボクが言いたいのは、なんで、どうやったらあんな不自然な味に、無理やりしてしまったものを好んで飲む人がいるのか?という事だ。ボクにとってこのレモンコーラの味をたとえると、TVでよくやっている“びっくりカメラ”で「隠しカメラが見た!」というような内容の、上司に怒られた部下がコーヒーを上司に頼まれて作りに行くのだが、腹いせでコーヒーの代わりに違うものを入れて持っていた・・そんな感じの飲み物に近いような気さえするのだ。実際のところ誰も、コーラには何が入っていて、どうやって作られているのか知らないのであり、また会社側も企業秘密ということで教えてはもらえないので、何が入っているのか実際のところはわからないのだが・・まあ、仕方がないことなのだが。
結局のところ、何が言いたいのかというと、なぜ世界の先端を行く企業は、すでに素晴らく最高の商品があるにも関わらず、なぜつまらない新商品を次から次へと発売するのだろう?新しいものはいいから?チャレンジのため?
今や、コーラ、そしてダイエットコーラは世界中の人々に愛され、なくてはならないものなっているのだが、それでもなぜまた、新商品を次から次へと発売するのか?でも、結局、最後にいきつくところは、CLASSIC COLA・クラッシクコーラのように、やっぱり定番の味が人気であり、そして誰もが昔から愛し続けているものに戻ったりするのだから変なものだ。
大のコーラ好きの僕にとって、町中に溢れかえっている自動販売機から、今普通のコーラを探す事のほうが難しいのだ。せっかくコーラを楽しみにして自動販売機まで来たのに、なかったときのあの気分・・わかって欲しいのだ。
さてと、これからボクは、何でこんなにもレモンコーラばかりが日本の自動販売機に多いのか、人気なのかを、今度は調べるとしよう。